「売るものが決まったけど、どこでどう販売すればいいの?」
スモールビジネスでは、大がかりなECサイトを自前で構築するよりも、手軽に始められるネットショッププラットフォームを活用するのが王道です。
今回は、特に人気の高い3つのサービス「BASE」「STORES」「note」に注目し、特徴や向いている業種、選び方、開設時の注意点までを分かりやすく解説します。
1. ネットショップを持つべき理由
- 自分の“ホーム”があることで信頼感アップ
- SNSで紹介しても、購入までの導線がスムーズに
- 決済・在庫管理・発送などの機能が整っていて初心者でも安心
- 将来的に自社ブランドを育てていく基盤にもなる
2. プラットフォーム比較|BASE・STORES・note
サービス名 | 特徴 | 向いているビジネス | 初期費用/月額 | 販売手数料 |
---|---|---|---|---|
BASE | デザイン自由度が高く、アプリ連携も豊富 | 物販・ブランド・イベント販売 | 無料 | 6.6%+40円 |
STORES | シンプル設計で初心者にやさしい。予約販売やデジタル販売も◎ | 雑貨・単品販売・教室系 | 無料プランあり/月額2,980円のプレミアムあり | 5〜10%(プランにより) |
note | コンテンツ販売に特化。記事内で商品を売ることも可能 | 教育・ノウハウ販売・コラム系 | 無料 | 10% |
3. それぞれの使い分け方のヒント
✅ BASEが向いている人
- 世界観・デザインをしっかり作りたい
- ファッションやハンドメイド、イベントチケットなどを売る
- アプリ連携でクーポン・レビュー機能を使いたい
✅ STORESが向いている人
- 商品点数は少なめ、でも販売は継続したい
- オンラインレッスン、教室運営との相性が良い
- デジタルコンテンツや予約制サービスの販売を考えている
✅ noteが向いている人
- ブログを書く感覚で販売したい
- 知識や経験、情報発信をマネタイズしたい
- 有料記事やPDF教材、ダウンロード商品を作りたい
4. 開設時の注意点
✅ 商品説明文は“悩み→変化”で書く
- 「この商品は何か」ではなく「この商品でどう変わるか」を伝える
- 想定される疑問に先回りして答える
✅ 決済まわりのチェックを忘れずに
- 利用可能な決済手段(クレカ/コンビニ/後払いなど)
- 出金タイミングと手数料を確認
✅ 写真とデザインは想像以上に重要
- 無料テンプレートでも、写真のクオリティ次第で印象が大きく変わる
- 明るい自然光/背景に余白/1商品あたり3枚以上の掲載が理想
✅ 初期販売は「小さく始めて、改善」
- 最初から完璧を目指さない
- SNSでの反応を見ながら説明文・写真・価格を改善
- 売れたらその購入者に感謝&ヒアリングを!
まとめ|ネットショップは“作って終わり”じゃない
- BASE・STORES・noteの特徴を理解し、自分に合ったツールを選ぼう
- 最初は小さくスタートして、反応を見ながら磨いていこう
- 商品ページの作り方ひとつで売上が大きく変わる!
すぐに結果を求めず、コツコツと認知を拡大していきましょう!